豊中市にある、ははこ助産院さんにインタビューしました!
豊中市の小学校などで「いのちと性の話」を授業でされておられたり、母乳相談や育児相談、母親教室などもされておられます。
豊中市ははこ助産院
【仙田】:豊中市の服部緑地でコロナ前は大きなイベントをされておられましたね。
ははこ助産院に関わられたご家族かと思うのですがお写真を拝見してものすごい数の方が参加されていて驚きました。
豊中市ははこ助産院 イベントの様子 服部緑地
【仙田】:また産後の母乳ケアなどだけではなく、小学生に向けて学校で「いのちと性のお話」をされておられて私の息子や娘も学校で聞いたり、スタッフのお子さんも先生のお話を聞いたとのことでした。
豊中市ははこ助産院 いのちと性の話し
【仙田】:教育指導要綱に性交については「伝えない」という事を話されていたのも衝撃でした。確かに学校では習った記憶がないですね。
【ははこ助産院@岡本さん】:精子と卵子が出会ってという話はします。なぜくっついたのか?というのは言ってはいけない、中学校でも言ってはいけないかんじになっています。寝た子は起こすな、ってもう子供たちはみんな起きてますよ!と。
わからないからネットで調べたくなる。性について正しい事を検索するのは難しくてAVが教科書になってしまって、これが普通と思ってしまう。
急に高校生になって避妊については学ぶんですね。
親も伝え方がわからない、性教育を親も學校では受けていませんから。
林間学校の時に月経の話だけ、こそこそしたりするんですよね。
【仙田】:あー確かに!林間学校あたりで友達が生理になったとか、胸が出てきてブラジャーを買ったらしいとか笑 なんとなーくなんとなーく知っていくかんじですもんね。
【仙田】:やはり母乳のケアや乳腺炎などではじめてこられる方が多いですか?
豊中市ははこ助産院 母乳育児相談
【ははこ助産院@岡本さん】:そうですね、そこから母親教室やサークルなどに参加いただいたりして相談できるところとして来院いただく事が多いです。
【仙田】:今回の取材の中でとても残った言葉が
「スマホの中に自分のこどもの答えはない」
という先生の言葉。
今はインターネットが発達してきておりスマホでなんでもすぐに調べられる。
ただ目の前の赤ちゃんではなくスマホの情報に踊らされがちでもあるので
目の前のお子さんの機嫌だったりぬくもりだったりから得られる情報の方がはるかにリアルで答えがあるとのことでした。
「お医者さんは病気の事には詳しいけれど、子育てはしていない方も多い。
医者は育児の専門家ではない」
【仙田】:これもなるほど。もちろん全員ではないですし絶対そうだとは言えませんが
病気の対処方法や治療についてなどなどは詳しいけれど、じゃあ実際に24時間
赤ちゃんの育児をしていた方は少ないかもしれませんね
病気の専門家と育児の専門家は違う。なるほどなと思いました。
社員やスタッフへのキャリアやワーク・ライフ・バランスを応援している取り組みがあれば教えてください。
【ははこ助産院@岡本さん】:子育て中のママの得意分野を活かした講座を開催しています。
豊中市のこうだったらいいかも!なアイデアあれば教えてください
【ははこ助産院@岡本さん】:市長さんとの語らい
豊中市での育児経験がある方。豊中で育児をしてよかったこと、または困った事
【ははこ助産院@岡本さん】:
良いところ:緑や公園がたくさんある
困るところ:保育所が少ない
【仙田】:今日はありがとうございました!働く事、プライベートを充実させること、イクボスについてのお話だけではなくまずは、正しい知識を小さいころから知っておく事や、はじめての育児で不安な答えがない事を相談できる場所があるということが大切だなぁと思いました。
ははこ助産院
大阪府豊中市寺内2-10-1 緑地野元ビル2階
080-5352-1391